19日に収穫したマツタケを手にほほ笑む北沢さん

19日に収穫したマツタケを手にほほ笑む北沢さん

長野県 上田・小諸 特産

マツタケ「今年は豊作」 上田地域でもぎとる秋の味覚、販売する道の駅にも入荷順調

信濃毎日新聞(2024年9月20日)

 上田地域でマツタケの収穫が進んでいる。上田市武石余里の農林業北沢賢二さん(70)は19日、山の急斜面を慣れた様子で20分ほど歩いて計9本約500グラムを採り、「今年は豊作」とほほ笑んだ。

 地元生産森林組合の所有林で、北沢さんが入山権を持つ一帯。「おやおや」。視線の先に、松などの落ち葉の中からマツタケの先端部がのぞいていた。北沢さんはつえの先で根元を掘り、もぎ取った。

 県林業総合センター(塩尻市)によると、マツタケの生育には適度な雨や地温の低下が必要。上田市や青木村などで採れたマツタケを販売する道の駅あおき(青木村)には7日以降、順調に入荷している。若林崇弘社長は「さらに増えると期待したい」と話した。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024091901113
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