長野市松代町松代の国史跡「真田邸」で21日、庭園をライトアップする催しが2日間の日程で始まった。庭園の木々に映像を投影するプロジェクションマッピングで、歴史ある文化財が幻想的な雰囲気に包まれた=写真。
ライトアップは2016年から始まり、プロジェクションマッピングは今回が初。映像は、真田家の家紋などのほか、雪が降りしきる情景やボタンの花の図柄などで季節の移ろいを表現している。
ミニコンサートもあり、同市出身の二胡奏者高山賢人さんは6曲を演奏。静岡市から訪れた高市美穂さん(57)は「庭園も音色も美しくて大満足」と笑顔。