越前和紙を使ったあかり作りに挑戦する子どもら=9月23日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

越前和紙を使ったあかり作りに挑戦する子どもら=9月23日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

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越前和紙で親子らあかり作りに挑戦 福井・県朝倉氏遺跡博

福井新聞(2024年9月24日)

 越前和紙を使ったあかり作りのワークショップが9月23日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館で開かれた。親子らがカラフルな和紙を使い、オリジナルのあかり作りを楽しんだ。

 伝統工芸の越前和紙に親しんでもらおうと、同博物館が初めて企画。午前の部には8人が参加した。子どもらは白やピンク、黄などのさまざまな色、柄の越前和紙の中から気に入ったものを選び、手のひらサイズのガラスの容器に丁寧に貼り付けた。

 講師を務めた五十嵐製紙(越前市)の伝統工芸士、五十嵐匡美さんは「完成をイメージして、使う色に統一感を持たせるとかわいくできる」とアドバイスした。

 完成したあかりを点灯させると、「すてき」という声が聞かれた。母親と参加した社西小4年の児童は、完成したあかりを手に「玄関に飾りたい」と笑顔で話していた。

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