フジバカマの花の蜜を求めて舞うアサギマダラ=23日(魚眼レンズ使用)

フジバカマの花の蜜を求めて舞うアサギマダラ=23日(魚眼レンズ使用)

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秋の青空ひらひら、アサギマダラ舞う 長野市の郊外、100匹が集結 まもなく南を目指す旅へ

信濃毎日新聞(2024年9月25日)

 長野市真光寺の浅川ダム近くにある「フジバカマ苑(えん)」で、渡りをする大型のチョウ「アサギマダラ」の姿が見られるようになった。23日は100匹ほどが集結。青空の下、フジバカマの花の蜜を求めてひらひらと舞っていた。

 連日観察する浅川地区住民自治協議会の北條昭吾さん(79)によると、約200株のフジバカマがある同苑ではオープンした2018年から年々、飛来数が増えている。午前10時から正午までが風が弱く、観察しやすいという。

 チョウ類に詳しい日本鱗翅(りんし)学会評議員の田下昌志さん(62)=長野市安茂里=によると、アサギマダラは県内では春に北上した個体が山地で繁殖する。羽化した成虫は日が短くなる9月から関西以南へ、遠くは台湾まで渡るという。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024092400919
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