サンドラッググループの星光堂薬局(新潟市)が28日、高岡市野村に「ドラッグトップス」をオープンさせる。6月に閉店した文苑堂書店の空き店舗を改修した。ドラッグトップスは県内初出店で、ドラッグストアの競争が一層、激しさを増すこととなる。
星光堂薬局は新潟県を中心に79店舗を展開。北陸3県に店舗はなく、出店候補地を探していたところ、新潟の隣県である富山で好立地の物件が見つかった。
面積約1300平方メートルで、同社の店舗としては標準的な広さ。医薬品は要指導や第1類も取り扱い、日用雑貨、ペット用品、衣料品など販売する。
サンドラッグはドラッグストア、調剤薬局、ディスカウントストアをグループで約1470店展開し、2024年3月期の連結売上高は7517億円。グループとしても県内初出店となる。
星光堂薬局はさらに出店候補地を探しており、「富山は県外ドラッグチェーンの進出が著しく激戦区だが、グループとして県民の支持を得ていきたい」としている。