みそ・しょうゆ醸造業の片口屋(射水市戸破・小杉、片口敏昭社長)は、県産ホタルイカを使った調味料「魚しょう」と「バーニャカウダ」を商品化し、25日から販売を始めた。いずれも発酵させたホタルイカを原材料としており、素材のうまみが凝縮した一品に仕上がった。
ブリの魚しょうに続く第2弾。製法は同じで、ホタルイカを発酵させた後、遠心分離機にかけて分離した液体に食塩を混ぜた。商品名は蛍烏賊(ほたるいか)魚しょう」(120ミリリットル、1200円)。パスタソースや野菜の煮物などに合うという。「ホタルイカ バーニャカウダ」(100グラム、900円)は、分離して残った固形物に、オリーブ油と蒼ファーム(入善町田中)のニンニクを加えた。パスタやサラダのソースに利用できる。商品化には県食品研究所が協力した。
同社のサイトから購入できるほか、東京、大阪のアンテナショップでも扱う。