金沢港に30日、オランダ籍の豪華客船「ウエステルダム」(8万2862トン、全長285・2メートル、定員1964人)が寄港し、乗客の欧米人らがバスで金沢観光に繰り出した。
金沢港クルーズターミナルでは、加賀友禅大使でつくる「加賀友禅Omotenashiの会」が着物姿で乗客を迎えた。夕方の出港イベントでは津軽三味線「明宏会」が力強い演奏で送り出した。
ウエステルダムは米ホーランド・アメリカ・ライン社が運航する客船で、21日に横浜を出発し、神戸、広島、博多などを経由して金沢に到着した。長崎、那覇、ハワイを巡って米シアトルへ向かう。