たわわに実った鑑賞用のナス

たわわに実った鑑賞用のナス

長野県 白馬・安曇野 特産

カボチャそれともトマト? 白馬村で実ったたわわな実、これなーんだ?

信濃毎日新聞(2024年10月2日)

 白馬村北城の農地の一角に、赤やオレンジの実をたわわに付けた株が並ぶ。カボチャが枝に実っているようにも、トマトのようにも見える不思議な作物は観賞用のナス。この時季、収穫のピークを迎えている。

 育てているのは地元の長谷川修一さん(80)。3年前から約7アールの畑の半分を使って栽培し、村内の「道の駅白馬」に出荷している。直径約5センチ、高さ約2センチのつややかな実の付いた枝を玄関や軒先につるしたり、花瓶に挿したりして楽しむほか、その見た目からハロウィーンの飾り付けにも使われる。

 葉を取って枝を切り出し、長さを整えて無数のとげを切るといった手間をかけて出荷する。今年は今までで一番多く実ったとし、「面白い形を見て楽しんでもらえたらいい」と長谷川さん。収穫は10月下旬まで続く。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024100100982
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