朝日町舟川新で、舟川べりに延びる約600メートルの堤防のり面にヒガンバナが咲き誇っている。県内外から見物客が訪れ、一面に広がる眺めを満喫している。
舟川べりは桜並木やチューリップ畑などが織りなす景観「春の四重奏」で知られる。チューリップ農家の山崎久夫さんが秋も景色を楽しめる名所にしようと、町内会や町民有志と協力して2016年から3年かけて球根約3万個を植えた。
草刈りなど維持管理も山崎さんら地元住民が担っており、今年は残暑の影響で例年よりも遅い9月下旬に花が開いた。
町観光協会によると、今週末まで見頃が続くという。