富山県砺波市幸町のカフェ「19(イッキュウ)HITOYASUMI」が、コスモスをイメージしたロールケーキ「となみ野ロール」を考案した。開花時期に合わせてスイーツでアピールしたいと、市観光協会から依頼を受けた。12日から同店のほか、同市五谷のとなみ夢の平スキー場で開催中の「2024となみ夢の平コスモスウオッチング」の会場で販売する。
同店は「となみチューリップフェア」といった市内の花のイベントにちなんだ商品開発の実績がある。
となみ野ロールは、サクラのパウダーを練り込んだ生地でピンクのコスモスを表現。幅広い年代の口に合うように生クリームに塩漬けしたサクラの葉を混ぜ、和菓子のような味わいに仕上げた。小麦粉は高岡産、卵は小矢部産を使うなど原材料の地産地消にこだわった。1個450円。
コスモスウオッチングの会場では最終日の14日まで、市観光協会のブースで1日30個限定販売する。店では今月末まで取り扱う。渡邉功一代表(46)は「今後もスイーツを通じて砺波市が花の町だということをアピールしていきたい」と話した。