福井県大野市の越前大野城が雲海に浮かんだように見える「天空の城」が10月13日早朝、姿を現した。撮影した加藤さんは「例年になくとても良い状態で、最高の天空の城だった」と話した。加藤さんによると、今季初めて確認された。
天空の城は秋から春にかけて見られ、湿度が高く、夜間に冷え込んだ翌日の早朝に発生しやすいとされている。
加藤さんは10年ほど前から撮影を続けており、13日は午前4時50分ごろからシャッターを切り続けた。例年に比べて雲海が濃く、風がなかったことから長い時間見られ「徐々に表情を変える姿を楽しめた」と話していた。