バーベキューを通じて参加者の交流を深める催し「信濃町で交流！１００人バーベキュー」が１４日、信濃町の「やすらぎの森オートキャンプ場」であった。妙高山がはっきりと見える秋空の下、参加者たちは焼き肉や野菜を味わい、棒を投げて木製ピンを倒す競技「モルック」などを楽しんだ。

　町内外の人が交流し、町とつながりのある人を増やして地域を盛り上げようと、町民有志の実行委員会が初めて企画した。実行委員長の飯田和馬さん（４２）によると、会話が生まれやすいと考えてバーベキューを取り入れた。

　町内に長く住む人やＵターン者、町に興味を持つ東京都や神奈川県の人ら１１６人が参加した。「さまざまな人が集まって楽しかった。自然豊かなところが良い」と川崎市の運送業前田亘亮さん（２８）。飯田さんは、「楽しい町でまた来たいと思ってもらい、つながりを作っていきたい」と話していた。催しは来年以降も規模を拡大して続けたい考えという。