障子の絵と奥に見える庭を鑑賞する来場者=県民会館分館内山邸

障子の絵と奥に見える庭を鑑賞する来場者=県民会館分館内山邸

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現代アート、内山邸(富山)彩る 富山大生ら出品

北日本新聞(2024年10月22日)

 「現代アートとの出会い展」が、富山市宮尾の県民会館分館内山邸で始まり、現代的な作品が歴史ある建築空間を彩っている。11月6日まで。

 「平面表現の可能性」と題し、富山大学術研究部芸術文化学系の松村浩之准教授と同大の4年生、大学院生ら11人が出品。10月26日から始まる同市新庄町の金岡邸での展示と合わせ、油彩画など計35点を展示する。

 山本早恵さんは青い岩絵の具だけで仕上げた日本画「紫陽花(あじさい)」を床の間に掛けた。小宮花風理(かぷり)さんはアクリル板を貼った障子に細やかな草花を描いた。来場者は障子越しに広がる庭園風景とともに作品を楽しんでいた。

 27日は金岡邸で、午後2時からギャラリートークがある。北日本新聞社後援。

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