東日本高速道路(NEXCO東日本)は11月16日、上信越道松井田妙義インターチェンジ(IC)―碓氷軽井沢IC間の北野牧トンネル(群馬県安中市)上部にある岩塊の撤去作業現場を公開する。今年6月に1回目の現場公開を行い、好評だったことから改めて企画。作業の様子や、高さ約40メートルにもなる岩塊を間近で見ることができる。
トンネル上部にある岩塊は元々高さが約70メートルあり、落石対策のため昨年2月から工事が始まった。頂上から下部に向かって掘削作業を進め、現在は高さ約40メートルまで削っている。全ての工事の完了は2029年4月7日の予定。
当日はトンネル上部まで上り、目の前で岩塊を見ることができる。撤去作業の様子や巨大クレーンといった重機などを見学でき、実際に使われている工事用モノレールに乗車することもできる。
見学会は午前と午後の2回で、定員は各36人。所要時間は3~4時間程度の予定で、参加無料。見学者の募集は今月27日までで、NEXCO東日本ホームページ内の特設フォームから応募する。応募多数の場合は抽選する。