福井県福井市の福井駅周辺の恐竜コンテンツや歴史スポットを小型電動カート「ふくトゥク」で巡るツアーが、10月26日から11月24日までの土日に運行される。同市のハピテラスで23日、恐竜をイメージした使用車両が披露され、園児が試乗した。
ふくトゥクは、北陸新幹線延伸後の観光客の2次交通手段の一つとして、福井商工会議所などが2022年から春と秋の行楽シーズンに実証事業を行っている。今回は、福井駅周辺の恐竜ロボットやモニュメント、福井城址(じょうし)を巡る「恐竜探検コース」と、市グリフィス記念館や毛谷黒龍神社などにも足を延ばす「歴史周遊コース」を設定。ともにガイドが同行し、各スポットを紹介する。
23日は認定こども園三谷館(同市中央2丁目)の年長児15人が試乗。「恐竜がたくさんいてワクワクした」「風が気持ちよかった」と話した。
定員は1便5人で事前予約制。1人につきガイド料500円が必要。乗客には福井駅周辺の商業施設でクーポンとして使える乗車証明書を発行する。予約や詳細は、ふくトゥクのホームページから。問い合わせは福井商工会議所新幹線開業・都市再生推進課=電話0776(33)8262。