上市町特産の「上市新しょうが」の目ぞろい会が24日、同町広野のJAアルプス上市野菜集荷場であった。出来は例年並みで、30日に初出荷し、11月から県内のスーパーの店頭に並ぶ。
上市しょうが出荷組合の萩中隆雄組合長があいさつ。4経営体から持ち込まれた上市新しょうがの大きさや形を、同組合やJAアルプス、富山中央青果の担当者が確認した。
町では2010年からブランド、上市新しょうがの栽培を開始した。JAアルプスによると、今シーズンは柿沢地区を中心に、22経営体が約30アールで栽培している。出荷量は猛暑と記録的な少雨の影響を受けた昨シーズンに比べて増える見通し。
町は特産のサトイモ「つるぎさといも」と共に、首都圏の飲食店への販路開拓も進めている。