小松市の那谷寺をライトアップで彩る「NAKED(ネイキッド)夜さんぽ(TM)石川・那谷寺」(北國新聞社後援)は25日始まった。能登復興の願いを込めて真っ盛りの紅葉や流れる滝などを表現した幻想的な明かりが境内を包み、来場者が観賞と散策を堪能した。
国名勝「奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)」の向かいの展望台に、タンポポの綿毛のようなオブジェが置かれ、地元園児らが手掛けた塗り絵の映像が周囲の床を飾った。かつて岩場に流れていた滝を再現したプロジェクションマッピングでは、音と霧の演出が施され、来場者は臨場感を楽しんだ。
イベントは11月24日まで金土日曜日と祝日の計16日間、午後5~9時に開催される。能登地域の5市7町に住む人は入場無料。