福井県勝山市の福井県立恐竜博物館が運営する野外恐竜博物館(同市)の化石発掘現場などを巡るツアー参加者が10月24日、30万人を突破し記念セレモニーが開かれた。
ツアーは野外恐竜博物館がオープンした2014年から開始。専用バスに乗って、化石が見つかっている同市北谷町杉山の発掘現場近くで発掘体験ができる。17年に10万人、22年に25万人を突破した。
24日の午前の便で30万人に達し、出発に合わせてセレモニーがあった。谷川由美子館長は「ぜひ貴重な化石を見つけてほしい」とあいさつ。ツアーに参加する子どもたちは地層のオブジェを割って祝い、同館のオリジナルクリアファイルなどを受け取った。
同日、県立恐竜博物館で開催中の特別展「バッドランドの恐竜たち~北アメリカの1億年」(福井新聞社後援)の入場者数が同館特別展の過去最多を更新する30万人突破し、記念セレモニーがあった。