公演の通し稽古に取り組む団員

公演の通し稽古に取り組む団員

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演劇の魅力伝えたい 黒部の劇団フロンティア、11月2日から公演

北日本新聞(2024年10月31日)

 黒部市を拠点に活動する劇団フロンティアは、11月2日から第109回公演「滅びんかな、滅びんかな」を専用劇場のシアターフロンティア(同市飛騨)で行う。団員は演劇の魅力を広く伝えようと練習に励んでいる。

 劇団フロンティアは主に新川地域の社会人でつくり、毎年同シアターで公演している。

 演目は、現代を生きるアイヌ民族の女性が、人との交流を通して自身のアイデンティティーを見つめる作品。スタッフと役者計20人は仕事を終えた後に劇場に集まって準備を進めてきた。23日は通し稽古があり、せりふや照明のタイミングを確認した。

 演出を担当する森隆俊代表は「自分の生き方や民族について考えさせられる作品。たくさんの人に見てもらいたい」と話す。公演日は2~4日と9、10日。チケット情報は劇団ホームページで確認できる。

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