県内スキー場の先陣を切って、北佐久郡軽井沢町の軽井沢プリンスホテルスキー場が1日、オープンした。紅葉の山々と白いゲレンデのコントラストの中、シーズン入りを待ちわびた多くのスキーヤーやスノーボーダーが早速、初滑りを楽しんだ。
同スキー場は4週間かけて造雪機をフル稼働し、人工雪を作ってきた。暖かい日が多く雪作りは難航したが、オープンまでに全長400メートルのコース2本を整備。この日は晴天に恵まれ、午前8時半の開業前にはリフト乗り場にスキーヤーらの列ができた。
飯田市の尾崎鷹志さん(37)はスノーボードで今季初滑りを楽しみ「この時季にこれだけ長いコースを滑れるスキー場はない。最高の気分」と笑顔。同スキー場スタッフの中西剛さん(50)は「訪れた人に楽しかったと言ってもらえるシーズンにしたい」と話していた。