製麹室で米こうじ作りを体験する生徒ら

製麹室で米こうじ作りを体験する生徒ら

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新川高生(魚津)米こうじ作りに挑む 12月に日本酒販売

北日本新聞(2024年11月3日)

 「魚津の日本酒造り計画」を進める新川高校(魚津市吉島)の生徒が2日、同市本江新町の魚津酒造で米こうじ作りに取り組んだ。

 生徒は6月に酒米となるコシヒカリの田植えを行い、10月に稲刈りを体験した。こうじ作りには1、2年生8人が参加。室温約30度の製麹室(せいぎくむろ)で、蒸した米にこうじ菌を振りかけ、床(とこ)に広げてもみながら混ぜた。西島琉さん(2年)は「貴重な体験ができた。おいしいと思ってもらえる日本酒にしたい」と話した。

 生徒は日本酒を「Twinkle(トゥインクル)」と名付け、ラベルのデザインも決めた。

 魚津酒造が11月中旬に計200リットルを完成させ、12月初旬から容量500ミリリットルの瓶で販売する。杜氏(とうじ)の坂本克己さんによると、アルコール度数は5%に抑え、魚津特産のリンゴの花の酵母を使って、甘みと酸味が特徴の酒に仕上げるという。

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