第67回まつもと市民祭松本まつり(市や松本商工会議所などの実行委員会主催)が3日、松本市の中心市街地を歩行者天国にして開かれた。3カ所に設けられたステージでは、大勢の観客を前に、市内などの団体がダンスや楽器演奏を披露した。
信毎メディアガーデン前の交差点では、市内を拠点に活動する団体が殺陣を披露。着物やはかま姿で、刀を使ってパフォーマンスした。四柱神社近くでは、市内や長野市の教室に通う子どもや大人がダンスを踊り、観客が手拍子で盛り上げた。
ダンスを発表した田島暖士(はると)さん(14)=長野市川中島中学校2年=は「お客さんとの距離がこんなに近いことは少ないので緊張したが、みんなが笑顔で見てくれてうれしい」と話していた。