能登ワインヌーボーを瓶詰めする社員=穴水町旭ケ丘

能登ワインヌーボーを瓶詰めする社員=穴水町旭ケ丘

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ワイン上々 穴水で瓶詰め

北國新聞(2024年11月8日)

 能登ワイン(穴水町)は7日、旭ケ丘の醸造蔵で新酒「能登ワインヌーボー」の瓶詰めを行った。能登半島地震後に収穫したブドウが材料のワインの瓶詰めは初で、どんな料理にも合わせやすい軽やかな味に仕上がった。

 今年は夏の気温が高く、ブドウの収穫量は例年より10トン少ない約80トンに減ったが、質は良く、新酒も高品質という。赤ワインはヤマソーヴィニヨン種、白ワインはソーヴィニヨン・ブラン種を主に使い、出荷本数は例年並みの赤4千本、白2千本を見込む。価格は1925円(税込み)で、16日から県内の酒販店やスーパー、百貨店などで一斉に販売する。

 大目裕司製造係長は「観光客が能登に足を向けるきっかけとなり、被災地の応援につながればうれしい」と話した。

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