福井県越前町の越前漁港で水揚げされた越前がにや海産物を販売する「越前がに朝市」は11月16日、同町厨の道の駅越前で始まった。会場に磯の香りが立ちこめる中、大勢の来場者が冬の味覚を品定めしていた。
町内の鮮魚店や水産加工会社がブースを出店。カニのほか、越前がれいやホッケ、イカなど新鮮な海産物が並び、市場よりも安い価格で提供された。飲食ブースもあり、カニのみそ汁や、タコの切り身が入った炊き込みご飯を販売。多くの人であふれ、海鮮グルメを満喫する家族連れらもみられた。
同朝市は越前がに漁の解禁に合わせ、町や町漁協などでつくる実行委員会が毎年企画。17、23、24日(各日午前9時~午後3時)にも開かれる。