しめ縄を作る住民=中能登町能登部上の能登部神社

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ばっこ祭り開幕、しめ縄準備整え 中能登・能登部神社

北國新聞(2024年11月19日)

 中能登町無形民俗文化財「苗裔(びょうえい)祭」(ばっこ祭り)は17日、能登部上の能登部神社で5日間の日程で始まった。初日は拝殿でしめ縄打ち式が営まれ、氏子ら約20人が神様の逢瀬(おうせ)の準備を整えた。
 能登部上、西馬場、徳丸の住民がわらの束をねじって長さ約6メートル、直径最大15センチのしめ縄2本を仕上げ、清水景子宮司がおはらいした。能登部神社の本殿と、同町西馬場の愛宕(あたご)神社の神木に飾られる。
 祭りに合わせて造ったどぶろくも奉納された。お神酒として振る舞われる。
 ばっこ祭りは能登部神社の男神が愛宕神社の女神を迎え入れ、年に一度の逢瀬を楽しむ神事。19日に神迎式(しんげいしき)、21日に還御式(かんぎょしき)が営まれる。

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