高岡市古城の射水神社の手水(ちょうず)鉢に色鮮やかな菊を飾った「花手水」が設けられ、参拝者を楽しませている。11月末ごろまで。
処分される草花をテーマに課題研究に取り組む南砺福野高校農業環境科の生徒が企画し、2回目。同校の農場では授業の一環で菊を栽培しており、観賞用として出荷されずに廃棄されるものを利用した。
同神社が協力し、参拝者が増える七五三のシーズンに合わせて16日から浮かべている。家族と参拝に訪れた滑川市寺家小学校1年の宮岸芙実さん(7)は「黄色の花がきれいだった」と話した。