飯島町特産のシクラメンと洋ランの展示即売会が22日、同町七久保の道の駅「花の里いいじま」で始まった。会場には町内の生産者6人が栽培した鉢がずらり。比較的安く買えるとあって、多くの人が訪れ、買い求めていた。24日まで。
期間中はシクラメン600鉢、洋ラン300鉢を用意する予定。品種数について担当者は「数えられないほど」とする。価格はシクラメンが1鉢600~3900円、洋ランが4千~1万5千円。
即売会は毎年人気で、県外からの客も訪れる。道の駅マネジャーの北原秀美さんによると、寒暖差の大きい土地のため、葉の形が良く手触りが硬くなり、花の色づきがより鮮やかになる。
飯田市から訪れた70代の女性は、数年前から毎年来場。えんじ色のシクラメンを友人へのお歳暮用に購入した。「喜んでくれるといいな」とほほ笑んだ。