女性への暴力被害防止を願う恐竜モニュメントのライトアップが11月24日夜、福井県福井市の福井駅西口で始まった。キャンペーンカラーのオレンジ色と、女性に対する暴力根絶を象徴する紫色で照らす。12月10日まで。
「国際ゾンタ」のキャンペーンの一環で、ライトアップは今年で3回目。福井FINEゾンタクラブと福井ゾンタクラブが実施した。点灯式ではカウントダウンに合わせて布を外すと、フクイラプトルなど3体が2色に浮かび上がった。
福井FINEゾンタクラブの会長は「女性への暴力は身体的なものだけではなく、心理的なものや社会的・経済的な差別も含まれる。根絶につながれば」と話した。
関連企画として7日午後2時から、福井市立図書館で「性暴力救済センター・ふくい」の細川センター長を講師に招いた講演会も開く。