12月14日に開幕する第50回水仙まつりの宣伝隊が11月26日、福井新聞社を訪れた。水仙娘らが「今年は節目の年。かれんに咲く水仙の甘い香りで癒やされて」と来場を呼びかけた。
12月14、15日の南越前町河野の「荒波フェスタ」を皮切りに、来年1月11、12日に越前町厨で「水仙・カニフェア」、同18、19日に福井市居倉町で「こしの水仙まつり」を繰り広げる。同17~20日に福井新聞社で「水仙いけ花展」がある。
50回の節目を記念し、各会場で過去のポスターや新聞記事などで歩みを振り返るパネル展示を実施するほか、来場者に先着順で水仙をプレゼントする。イベント会場と水仙群生地などを巡る予約制のバスツアーも企画する。
同連合会によると、今年は夏場の高温少雨で生育が例年より遅く、12月中旬に咲き始め、まつり期間中に見頃になるという。シカなどの獣害もある中、地元農家が大切に育てている。
まつりの問い合わせは同連合会=電話0778(37)1234。