富山地方鉄道の貸し切り列車で県東部の酒蔵や道の駅を巡るツアーが開催されるのを前に、報道関係者向けツアーが28日、行われた。一般客向けは来年1月31日と2月1日、同8、9日に実施し、日本酒や地物の海鮮を楽しむことができる。
ツアーは、能登半島地震で打撃を受けた県内の観光を活性化させようと同社などが行うもので、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されている。この日は報道関係者10人が富山市の桝田酒造、黒部市の皇国晴酒造などを回った。
電鉄富山駅から電鉄黒部駅に向かう際には、富山の魅力をデザイン化した北日本新聞の特別紙面「富山もよう」のライチョウをラッピングした車両「富山もようトレイン」に乗った。ツアーのために作られた「富山もよう」をあしらった升のプレゼントもあった。