ボタンに「わらぼっち」をかぶせる古城会婦人部の会員

ボタンに「わらぼっち」をかぶせる古城会婦人部の会員

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松本城の庭園、本格的な冬に備え ボタンを雪から守る「冬囲い」、わら束かぶせる

信濃毎日新聞(2024年12月2日)

 松本市の国宝松本城の本丸庭園で1日、寒さや雪から樹木を守る恒例の「冬囲い」があった。地元有志でつくる「松本古城会」の会員たちが、わらを束ねた「わらぼっち」をボタンの木にかぶせ、本格的な冬の訪れに備えた。

 暖かな陽気の中、かっぽう着姿の同会婦人部の23人が、天守近くにあるボタン約50本に次々とわらぼっちをかぶせていった。婦人部長の多湖佳子さん(77)は芽を傷つけないように丁寧に作業したといい、「来年、きれいな花が咲くように気持ちを込めました」。

 この日、黒門前や庭園内のアカマツなどには、造園業者が円すい形に縄を張って雪の重みから木を守る「雪つり」を施した。冬囲いや雪つりは来年3月15日までの予定。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024120100534
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