はみ出たわらを丁寧に切り取る松本古城会婦人部の会員

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松本市の松本城でしめ縄作り 年末年始に天守と黒門、太鼓門に飾る 「良い年になるよう気持ちを込めた」

信濃毎日新聞(2024年12月9日)

 国宝松本城(松本市)の本丸庭園で8日、正月に向けた恒例のしめ縄作りがあった。地元有志でつくる松本古城会や庭園を手入れするシルバー人材センターなどの30人余が協力して作業を進め、3本のしめ縄を完成させた。

 松本市産のわらを使用。同センター職員の男性らが「よいしょ」のかけ声でわらの束に力いっぱいよりをかけ、松本古城会婦人部のメンバーがはみ出たわらを丁寧に切り取った。しめ縄は太さ約20センチ、長さ5・5~7・5メートルで、28日から来年1月7日まで天守と黒門、太鼓門に飾る。耐震工事の影響で、太鼓門に飾るのは3年ぶりとなる。

 同センターの中村和夫さん(69)は「力を合わせて良いものができた。年末年始の来場をお待ちしています」。同会婦人部副部長の新井瑞穂さん(68)は能登半島地震などを踏まえ「来年は良い年になるよう気持ちを込めた」と話していた。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024120800435
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