日本酒をPRする学生

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富山国際大生の酒、第5弾完成 甘酸っぱく軽い口当たり

北日本新聞(2024年12月18日)

 富山国際大現代社会学部の学生らが富山市八尾地域の農家や酒蔵と協力して米作りから関わった日本酒が完成した。第5弾で、今回は甘酸っぱく軽い口当たりが特長。17日に富山駅前の商業施設マルート内の「バール・デ・美富味(みとみ)」でPRした。

 日本文化の魅力を再確認して世界に発信しようと、2020年度から実施。24年度は現代社会学部と子ども育成学部の1~4年生と教員の計15人とプロジェクトリーダーのフランク・マーク准教授が参加した。

 同市八尾町桐谷で耕作放棄地の活用に取り組むNPO法人「アイフィールファイン」が協力し、5月に近くの田んぼに酒米「雄山錦」の苗を手植えし、9月に収穫。約120キロを精米し、10月に同市八尾町東町の玉旭酒造で醸造した。

 名称は「Begin」で、初めての日本酒として飲んでもらいたいとの思いを込めた。1本720ミリリットル(2480円)の生酒が250本仕上がり、バール・デ・美富味と玉旭酒造で販売する。

 この日は、現代社会学部英語国際キャリア専攻の3年生4人が来店客に紹介。土田真之介さんは「とてもやりがいがあった。初めて飲む日本酒として選んでほしい」と話した。

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