新潟県糸魚川市内で活動する「越後・親不知太鼓」と県外の太鼓集団による「太鼓フェスティバルｉｎ青海」が糸魚川市の青海総合文化会館であり、出演者が勇壮な音を会場に響かせた。演目が終わるたびに約３００人の観衆から拍手が送られた。

　実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍の年を除き例年開催してきた。

　親不知太鼓の子どもチームで、小学生から高校生までの１１人で稽古している「子不知太鼓」も登場。色鮮やかな照明をバックに躍動感あふれる演奏を披露し、会場を沸かせた。

　隣接する長野県小谷村から来た「信州小谷太鼓」のメンバーはユーモアを交えた太鼓演奏で笑わせ、姉妹ユニット「ヤマモト万歳」はピアノと和太鼓の合奏を披露した。

　２０２５年春に高校を卒業するため、最後のステージになったという子不知太鼓の１７歳高校生は「みんなで最高の思い出になるよう頑張った」と笑顔で話した。