佐久鯉のパックを並べる熊木社長

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年取り魚は"コイ" 佐久市内のスーパーや鮮魚店、佐久鯉を求める客で盛況

信濃毎日新聞(2024年12月27日)

 佐久市周辺で大みそかの年取り魚や正月料理用として愛されている市特産の佐久鯉(ごい)を求めて、市民らが市内のスーパーなどに足を運んでいる。26日、同市協和の「スーパーえちごや」では、朝から佐久鯉目当ての買い物客が訪れ、一度に5匹分の輪切りを購入する人もいた。

 地元では年末年始に佐久鯉を鯉こくやうま煮などにして食べる。同店では佐久鯉を求める客の数は毎年12月29日がピーク。売れ行きは通常の10~20倍ほどになり、1日で500パック売れる年もあるという。

 同店では、同市岸野の養殖場から直送された佐久鯉を店のいけすに入れ、店内でさばき、新鮮な状態で店頭に並べている。料理のコクを出すとされる血液や内臓は取り除かずに販売。調理方法の説明書も配っている。この日の価格は輪切り100グラム当たり183円(税込み)だった。

 同店を営む越後屋(佐久市)の熊木茂雄社長(47)は「佐久鯉は寒いこの時季が一番脂が乗っていて、とてもおいしい。ぜひ食べてみてほしい」と話している。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024122600898
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