水をかけながら樹根の汚れを落とす職員=魚津埋没林博物館

水をかけながら樹根の汚れを落とす職員=魚津埋没林博物館

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1年の汚れ落とす 魚津埋没林博物館、水抜き樹根大掃除

北日本新聞(2024年12月29日)

 魚津埋没林博物館(富山県魚津市釈迦堂)は28日、年末恒例となっている埋没林の樹根清掃を行った。エレベーター更新工事のため11月1日から休館していたが、この日から開館。入館者が樹根に付いた今年の汚れを落とす様子を見守った。

 水中展示館には樹齢約500年で約2千年前に埋没したとされる樹根3株が展示されている。この日は展示プール(縦約8メートル、横約16メートル、深さ約2・5メートル)の水が抜かれ、職員4人が最大で幹の直径約2メートル、幅約10メートルに及ぶ樹根に水をかけながらブラシで丁寧に汚れを落とした。

 年末年始は29日から元日まで休館し、1月2日から営業を再開する。水中展示館は博物館入館料が必要で、高校生以上が640円、小中学生は平日260円、土日祝日は無料。2日からは写真展「魚津ナチュラルギャラリー25」と「石井洋子写真展『極限の"南"』」が企画されている。

 同館によると、2024年4~10月末の有料エリア入館者数は2万5602人で、前年4~12月の2万5289人を上回った。

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