勢いよく跳びはねる五返舞を披露する保存会員

勢いよく跳びはねる五返舞を披露する保存会員

長野県 木曽路 祭り・催し

天狗面の4人が跳びはね、にぎやかな舞 木曽町の御嶽神社別殿で太々神楽

信濃毎日新聞(2025年1月7日)

 木曽町三岳の御嶽神社別殿で4日、神社に伝わる太々神楽(だいだいかぐら)の初奉奏祭が開かれた。地元の保存会員らが舞を奉納し、訪れた住民らは新春恒例のにぎやかな舞などを楽しんだ。

 「五返舞(ごへんぱい)」は天狗(てんぐ)面の4人の勇壮な舞。刀を手に舞台を足で踏みならし、四隅に分かれた4人が「よーお」と声を上げて威勢よく跳びはねると、観客が盛んに写真を撮っていた。岩戸にこもった天照大神(あまてらすおおみかみ)の出現を願って舞う故事にちなんだ「岩戸開き」などの演目も披露された。

 初奉奏祭は12ある演目のうち毎年四つを披露し、3年で1巡する。保存会員は現在38人で、昨年久しぶりに2人が入会した。会長の横沢淳一さん(80)は「若い人が入り、次代へつなげられると思うとありがたい」と伝統の継承を喜んでいた。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025010600477
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