福井県坂井市三国高書道部員１２人による書道パフォーマンスが１月１２日、同市の県児童科学館で行われた。同校美術部員が描いた大木に、来館した子どもたちが手形を押して花を咲かせた絵（縦、横４メートル）に「夢と希望をもってあゆんでいこう」などと書き込んだ。

　同館はこの日のために大木の絵を５～１１日に館内に展示し、自由に手形を押してもらう催しを行っていた。

　はかま姿の書道部員は、来館した親子約１８０人の手拍子と音楽に合わせ、勢いよく揮毫（きごう）した。もう一枚の和紙（縦３メートル、横６メートル）には中央に干支（えと）にちなんだヘビを描き、「へいわでとびきり楽しい幸せな一年になりますように」などとメッセージを記した。

　部員たちは「夢と希望を大切に、明るい未来に進んでいってほしい」との思いを込めたという。作品２点は２月末まで館内に展示される。