富山市山田地域の冬の祭典「牛岳スノーフェスタ」が2月1日、同市山田小谷の牛岳温泉スキー場で開かれる。例年はナイター営業終了後が中心だったが、今回から内容を拡充し、テントサウナの体験会や「雪上クライムラン」など午前中にも多彩な企画を用意。住民らでつくる山田地域活性化協議会が参加を呼びかけている。
山田地域自治振興会やスキー場の営業者協議会などでつくる実行委員会(山田憲彰会長)が、スキー場の魅力をPRしようと毎年開いている。午後8時から、関係者がたいまつを手にゲレンデを滑り降りるイベントや、約1500発の雪上花火大会などを行う。
新たな企画となるゲレンデ内でのテントサウナの体験会は午前10時から3部制で行い、定員は先着順で計24人(参加費千円)。定員150人の「雪上クライムラン」は午前10時にスタートして長さ約1・6キロの特設コースを駆け上がってタイムを競う。
このほか、かんじきウオークや雪上の旗を奪い合う「スノーフラッグス」、地元食材を使った鍋の振る舞いなどがある。企画に携わった山田地域の市地域おこし協力隊員、金子美桜さん(23)は「大自然の中での体験を楽しんでほしい」と話す。
ホームページ「やまだむら どっと混む!」の応募フォームから申し込む。クライムランは17日、その他のイベントは24日まで受け付ける。
問い合わせは同協議会事務局、電話076(457)2111。北日本新聞社後援。