福井県小浜市の写真愛好家でつくる若州写真倶楽部の作品展が、若狭町立温泉施設「みかた温泉きららの湯」で開かれている。野鳥や寺を捉えた16点を楽しめる。3月末まで。
同倶楽部は昨年4月に発足し、会員は3人。月1回の例会を開き、互いに作品を講評し合うなどして腕を磨いている。
作品展には5、6点ずつ出品。細谷廣さんは、小浜市の若狭神宮寺本堂としだれ桜や、国の名勝「蘇洞門(そとも)」(小浜市)の透き通る青い海を収めた作品を並べた。平田長市郎さんは優雅に空を飛ぶオジロワシとミサゴや、ヒマワリの種を取り合うアトリなどの野鳥を撮影。クリスマスマーケットが開かれている小浜市まちの駅を撮った渡邉英明さんの写真は、明かりが外の地面に反射して幻想的だ。
観覧無料。営業時間は午前10時~午後8時。毎月第1水曜休館。