平安時代の歌遊びを再現した昨年の「ふちゅう曲水の宴」

平安時代の歌遊びを再現した昨年の「ふちゅう曲水の宴」

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「春」歌題に作品募る 富山・婦中で4月6日「曲水の宴」

北日本新聞(2025年1月19日)

 平安時代の歌遊びを再現するイベント「ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」(北日本新聞社共催)の実行委員会が18日、富山市婦中町羽根の古里公民館であり、今年の日程や歌題を決めた。4月6日に同市婦中町長沢の各願寺と婦中ふるさと自然公園で開き、「春」を歌題に短歌を募る。

 曲水の宴は地元住民でつくる実行委員会(山田政夫委員長)が、町おこしの一環で1989年から開催。各願寺の庭園にある曲がりくねった水路沿いに平安貴族の衣装を着た歌人が並び、短歌をしたためて朗詠する。富山藩主が花見に訪れる様子を再現した入山行列や、地元園児によるアトラクション、獅子舞も行う。

 会合には約30人が出席した。

 短歌は中学生以下の「青少年」、高校生以上の「一般」の2部門で募り、上位入賞者はイベント当日に表彰する。応募は1人1首で、締め切りは2月28日。入山行列で「お姫様」役を演じる19~25歳の女性も募集する。問い合わせは古里公民館、電話076(469)2496。

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