江戸後期に活躍した浮世絵師、歌川広重の復刻浮世絵を展示した「歌川広重展」(福井新聞社後援)が、福井県越前市の越前和紙の里美術館で開かれている。「広重ブルー」と呼ばれる特徴的な青色を駆使した作品など27点が並んでいる。3月17日まで。
代表作「東海道五十三次」以外の歌川広重の作品も知ってもらおうと企画。江戸後期の各地での庶民の生活や旅人を捉えた風景画、月に照らされながら歩く女性を描いた美人画、アジサイと鳥が一緒に描かれた花鳥図などが展示されている。
火曜(祝日除く)は休館。入館料600円(高校生以下無料)。