長芋の皮をむく料理教室の参加者

長芋の皮をむく料理教室の参加者

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「ねばねばいきます」 山形村の特産品がムースやおはぎに 料理教室などPRイベント

信濃毎日新聞(2025年1月20日)

 山形村は19日、村特産の長芋の魅力をPRするイベント「ながいもの日」を村農業者トレーニングセンターで開いた。村は本年度、開村150周年を記念して「ねばねばいきます山形村」のスローガンの下、多彩な催しを展開している。この日は長芋を使った料理教室やシンポジウムなどがあり、村民らが地元特産品への愛着を深めた。

 料理教室は、地域の農業振興に取り組む県農村生活マイスターの村内女性5人が講師を務めた。四つの班に分かれた参加者計18人は、慣れた手つきで長芋の皮をむき、包丁で切ったり、鍋でゆでたり。ムースやおはぎ、落とし汁など4品を協力して作り上げ、皆で味わった。高校1年生の堤みなみさん(16)=松本市=は「長芋の味がしっかりと感じられておいしい。また作りたい」と笑顔を見せた。

 村内の長芋農家ら5人によるシンポジウムもあり、栽培の歴史や生産にまつわるエピソードなどが語られた。

 会場では、長芋の栽培に使われる機械の展示や、長芋の重さを予想するクイズも。長芋を題材に村民らから募った川柳の展示ブースには「長芋を食べてねばると受験生」など100句以上が並んだ。村産業振興課長の中川俊彦さん(55)は「長芋は山形村の看板。長芋を愛する『ねばねばネットワーク』を広げたい」と話していた。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025011900324
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