越前大仏で知られる福井県勝山市の大師山清大寺で1月26日、空手の寒中稽古があった。極真会館高橋道場の4~79歳の道場生ら約100人が参加。雪が残る境内で、突きや蹴りを繰り出し稽古に励んだ。
高橋道場が1年の武道精進を誓うとともに、心身鍛錬の一環で毎年行っている。
道場生たちは、ジョギングで回廊を5周した後、境内で稽古を開始。雪の上に素足で立つと、足は真っ赤に。それでも寒さを吹き飛ばすように「セイッ」「セイッ」と大きな声を張り上げて気合のこもった突きや蹴りなど基本技を繰り返した。
福井市の児童は「足がとても冷たかった。形がうまくなるよう頑張りたい」と1年の鍛錬を誓った。