高岡市万葉歴史館の特別展示「藤原館長が選ぶスマホで万葉集」が29日、同市伏木一宮の同館で始まった。紅葉や雪、富士山などを被写体にして、万葉歌にちなんだ心象風景を表現している。3月24日まで。
初の企画で、高校生以下を対象に、交流サイト(SNS)の「X」(旧ツイッター)とインスタグラムで募集。実際は一般を含めて45点の応募があり、特別展示では藤原茂樹館長が選んだ秀作12点と、次点の10点を紹介している。
作品にはそれぞれ歌を添えた。旅に出る前に父母を思う歌にちなみ子どもの後ろ姿を撮影するなどした。