「"食都(しょくのみやこ)"四季を彩る氷見三昧(ざんまい)」キャンペーンの本年度第2期が1日から富山県氷見市内の民宿や飲食店計16店で始まっている。訪れた人は新鮮な魚介など地元の食材をふんだんに盛り込んだ「氷見三昧御膳」を味わった。3月15日まで。
氷見市姿の温泉旅館「ひみのはな」では、来館者がブリやメジマグロといった刺し身、氷見牛の石焼き、氷見うどんなどの料理を楽しんだ。南砺市山見(井波)の青木克也さん(60)は妻と、友人で同市金戸(城端)の野村義明さん(67)夫婦との4人でテーブルを囲んだ。青木さんは「造りが新しくぷりぷりでおいしい」、野村さんは「氷見牛が軟らかくて脂が甘い」と笑顔を見せた。
キャンペーンは氷見の食文化を発信しようと、参加店や市、市観光協会、JA氷見市、氷見漁協、北日本新聞社などでつくる実行委員会が毎年行っている。
氷見三昧御膳を食べた人には抽選で参加店の食事券をプレゼントする。参加店は市観光ポータルサイト「きときとひみどっとこむ」で紹介している。