節分会で豆をまくTETSUYAさん(中央左)と小森隼さん(同右)

節分会で豆をまくTETSUYAさん(中央左)と小森隼さん(同右)

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長野市の善光寺で「福は内、鬼は外」 EXILEのTETSUYAさん、GENERATIONSの小森隼さんも豆まき

信濃毎日新聞(2025年2月3日)

 長野市の善光寺で2日、恒例の節分会(え)があった。人気グループ「EXILE(エグザイル)」のTETSUYA(テツヤ)さんと「GENERATIONS(ジェネレーションズ)」の小森隼さんが、特別ゲストとしてかみしも姿で登場。一般公募の福男、福女らと本堂回廊から豆をまき、詰めかけた参拝者が福を求めて手を伸ばした。

 TETSUYAさんが「邪気を払って豆を福として届けたい」とあいさつすると、参拝客から歓声が上がった。福男、福女らは「福は内、鬼は外」と声を張った。

 福女のパート従業員小林知代さん(47)=長野市戸隠豊岡=はヘビのかぶり物を身に着け、「みんなが幸せになれるよう思いを込めた」。豆や菓子を拾った会社員田中仁珠(ひとし)さん(43)=同市三輪=は「家族が健康に過ごせる1年に」と願った。

 TETSUYAさんや小森さんが投げたくじを拾い、スーツケースを引き当てた専門学校1年の池田姫菜(きな)さん(19)=富山市=は2人のファン。「幸先の良い年」と喜び、「何でも頑張れそう」と笑顔で話した。

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■権堂の秋葉神社 家族連れや外国人ら福求め「楽しい」 

 長野市権堂町の秋葉神社で2日、節分の「追儺(ついな)祭」があった。地元の人が扮(ふん)した鬼や福の神が登場。年男、年女らが境内で豆や菓子をまき、家族連れらでにぎわった。

 木やりなどの隊列が権堂アーケードから境内に入場。神事の後、市内出身で「Miss SAKE JAPAN(ミス・サケ・ジャパン)」準グランプリの宮沢麗(うらら)さん(28)や、地元のシンガー・ソングライター蓮香(はすのか)亜衣さんらが豆をまいた。

 集まった人は買い物籠やバッグを頭上に掲げて「こっち」「ちょうだい」と手を振り、野球のグローブで「福」をつかもうとする人もいた。

 市内の幼稚園年少の瓜生和功(わく)ちゃん(4)は、青鬼の格好で訪れた。境内の鬼に大声で脅かされても負けずに叫び返したが「本当は怖かった...」。観光で訪れた米国人のジョシュア・ゴールドさん(35)はつかんだ豆などを近くにいた車椅子の女性に贈り、「とても楽しい」と話した。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025020200276
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