9日の本番を見据え、提供の手順などを確認する浅田さん(右)と大山さん=マリエとやま

9日の本番を見据え、提供の手順などを確認する浅田さん(右)と大山さん=マリエとやま

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若手すし職人が一日店主 9日マリエとやまで限定310食

北日本新聞(2025年2月8日)

 県は9日、富山駅前のマリエとやまで、県内すし店で修業中の若手職人2人が1日限定で店主を務める「寿司挑(すしチャレ)」を初出店する。シロエビなど富山湾のネタをふんだんに使った限定310食を提供し、ブランド戦略「寿司と言えば富山」の浸透と、担い手不足が深刻化しているすし職人の確保・育成につなげる。

 7日は報道陣に店舗が公開され、職人歴7年の浅田涼さん(27)=歩寿司本家=と同8年の大山駿介さん(24)=四六八ちゃ個室別館=が意気込みを語った。浅田さんは「悪天候が予想されているが、富山が盛り上がるよう精いっぱいもてなしたい」、大山さんは「すし職人になりたい人が増えるよう頑張る姿を見せたい」と話した。

 営業時間は午前11時~午後5時。ブリ、ノドグロ、シロエビの「富山プレミアム三貫盛り」(限定30食、2千円)など4種類を提供し、完売次第終了する。日本酒も販売する。

 県ブランディング推進課は「今後も職人の確保や育成に向け、さまざまなイベントなどを展開する」としている。

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