富山市の春の風物詩、全日本チンドンコンクールの実行委員会(会長・藤井裕久富山市長)が7日、富山市役所であり、71回目の今年は4月4~6日に県民会館や平和通りなどを会場に行うことを決めた。最終日のコンクール本戦の決勝は「ます寿し」をテーマに実施する。
コンクールは、富山商工会議所と市でつくる実行委員会が主催。全国からプロとアマチュアのチンドンマンが集まり、にぎやかな音色を響かせる。
実行委員会には15人が出席。ますずしの食べ比べイベントを開くなど、今年のコンクールの事業計画を決めた。総括委員長の品川祐一郎富山商議所副会頭は、富山市が米紙ニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に選ばれたことに触れ「インバウンド(訪日客)などたくさんの人が訪れる。富山をPRできる絶好の機会だと期待している」とあいさつした。