飯山城址公園に並ぶ大型雪像。米大リーグで活躍する大谷翔平選手を模した作品(右)もお目見えした=8日午後1時38分、飯山市

飯山城址公園に並ぶ大型雪像。米大リーグで活躍する大谷翔平選手を模した作品(右)もお目見えした=8日午後1時38分、飯山市

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「丁寧に表現」観光客も驚き 飯山市で雪まつり、大型雪像15体登場 9日まで開催

信濃毎日新聞(2025年2月9日)

 飯山市で8日、冬の恒例イベント「第42回いいやま雪まつり」が2日間の日程で始まった。市街地には住民らが1週間ほどかけて制作した大型雪像15体が登場。この日は雪が降りしきる中、家族連れや観光客らが写真に収めながら見て回った。

 積雪は平年よりやや多い120センチほど。大型雪像は米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手やトランプ米大統領をかたどったものなどが並んだ。地元の「福寿町区雪まつり実行委員会」は地区の守り神である竜をメインに、北陸新幹線(長野経由)飯山駅が3月に開業10年を迎えるのを記念した横約15メートル、高さ約6メートルの作品を制作した。

 雪像部長の石井辰也さん(60)は「休憩しながら雪像を作る時間が住民の絆を強める」。埼玉県秩父市から訪れた会社員設楽由貴さん(35)は「これだけの雪像を作るのは大変だろう」と驚き、「丁寧に表現してあり、力をもらう」と笑顔で話した。

 9日は午前9時~午後3時半。きのこ汁などの振る舞いや「雪中神輿(みこし)」などの催しもある。

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